ホルモンにハマったきっかけ
シマチョウが旨すぎる韓国焼肉屋
お酒のつまみに、焼き肉に…今ではホルモン大好きな私たちですが、その美味しさを教えてくれたのは、ある韓国焼肉屋さんです。
数年前のある日、ネットで高評価のピザ屋に妻と食事に行ったのですが、大ハズレ。ガッカリしながら飲み屋街の路地を歩いていた時、衝撃的な肉の香ばしい香りに2人とも思わず足が止まりました。
「夕飯食べたばかりだけど…これは…そそられない?」「そうだね!」というわけでその匂いの元の焼肉屋へ。人の良さそうな韓国人夫婦がオーナーのそのお店は、日韓の常連客で賑わっていました。
豚ホルモン、シマチョウ、牛カルビなどを食べ、あまりの旨さと接客の素晴らしさに感激して帰宅。以来、週に1度は通うようになりました。
あのシマチョウを外でも食べたい!
その後、乳がんの闘病とコロナ渦で、前のようにはお店に行けなくなりましたが、アウトドアを始めたことで、焼き肉そのものは、外で簡単にできるようになりました。
塩ホルモン(冷凍)、カルビ、ステーキ、キムチまではスーパーで買えるものの、あの魅惑の「シマチョウ(辛味ダレ)」だけが手に入らない!悩んだ挙げ句に、自分たちで作ることにしました。
試行錯誤の末、かなり近い味まで仕上がったので、シェアしたいと思います。
シマチョウ(辛味ダレ)のレシピ
材料
- シマチョウ下処理用
- シマチョウ(冷凍):250g
- 味噌:大さじ2
- 水:1リットルくらい
- 辛味ダレ
- 焼肉のタレ(甘口):大さじ2
- シラチャーソース:大さじ2
- すりおろしにんにく:チューブ3cmくらい
- 胡麻油:小さじ1/4
- 味の素:3〜5振り
- チリペッパー:小さじ1/4〜(辛いのが好きな方はこれで調節)
作り方
1. シマチョウの下処理
ホルモンの下処理は「焼肉研究家 肉ちゃん」さんの「【永久保存版】コストコのシマチョウ(冷凍ホルモン)の臭みを抜いて美味しくする技!」を参考にしました。
①お湯を沸かし少量の味噌を溶かし、60℃くらいにする。
②冷凍したままのシマチョウをインして30分放置。
③ザルにあけ、水で洗う。
④ペーパータオルで水気を拭く。
少量の味噌で下味がつき、かつ臭みも皆無に!冷凍だと焼きたい分だけ仕込めます。
2. 辛味ダレに漬け込む
①焼肉のタレ、シラチャーソース、すりおろしにんにく、胡麻油、味の素、チリペッパーを混ぜる。
②辛味ダレにシマチョウを絡める。
③密閉容器に入て、冷蔵庫へ。
※実験の結果、絡めてすぐより一晩寝かせたほうが格段に旨いことがわかりました。
お外で炭で焼くと尚旨い!
おそらく韓国唐辛子やキムチ系の旨味成分が入っていて超絶に美味しかったあの焼肉屋さんの辛味ダレ。焼き肉のタレとベトナム料理のシラチャーソースでここまで再現できたのは意外でした。
シラチャーは、唐辛子の辛さだけでなく、ガーリックや酢、穏やかな甘みも感じられるチリソースなので、旨辛酸っぱいというのが、キムチと共通しているせいでしょうか。
シマチョウの甘みと、味わい深い辛味ダレのハーモニー。炭火で焼くと香ばしい香りがあたり一面に拡がります。是非網焼きでお試しください!