昔の私は、カタログで服を買っては失敗し、レンタルビデオに高い料金を払っていました。そんな私が今ハマっているのはAmazonプライム。プライムは会費を払う価値があるのかお話します。
かつては楽天信者
私は楽天のヘビーユーザーでした。旅行予約に『楽天トラベル』が便利だったことがきっかけで、カードを使い始め、銀行口座を開設し…気づけば下記サービスを利用するようになりました。楽天にはまだまだたくさんのサービスがあります。
楽天市場 | 楽天トラベル | 楽天生命 |
楽天ブックス | 楽天カード | 楽天ペット保険 |
楽天Kobo電子書籍ストア | 楽天証券 | 楽天レシピ |
楽天24 | 楽天銀行 | 楽天ROOM |
楽天西友ネットスーパー | 楽天Edy | Rakuten TV |
楽天PointClub | 楽天ペイ | 楽天インサイト |
楽天モバイル | 楽天保険 | 楽天超ミニバイト |
今も楽天にはお世話になっていますが、Amazonの存在を知ってから、私の中の勢力図は大きく変わりました。楽天に比べるとAmazonのサービスは限定的に見えますが、実際に使い、更にプライム会員になったことですっかり沼にハマりました。
Amazonと私
最初は”売る側”
10年近く前、小さな会社の通販部門にいました。その時に楽天やAmazonへの商品登録や出荷、メール返信をしていました。商品登録でいうと楽天は自由度が高く、動画をアップしたりタグを仕込んだりすることができました。
一方Amazonは、最初の店舗が画像や商品説明を登録、それに対して複数の店舗が価格や送料などを設定します。登録内容に誤りがあっても他店舗は直接修正できず、Amazonに修正依頼を行うという流れになっていました。
登録済であれば手間が省けるというメリットがある一方で、オリジナリティを出せない、同じ画面上に複数店舗が表示されるため価格を下げるしかないというデメリットがあります。商売をやる側としては「厄介なシステムだな…」と思っていました。
“買う側”には神サイト
売る側では苦戦したAmazonですが、買う側に回ると非常に便利です。楽天の場合は同じ商品がバラバラに登録、検索しても比較検討が難しいですが、Amazonは一目瞭然。更に『定期おトク便』という強い味方が用意されています。
購入画面の右に表示される『定期おトク便』。その特徴は…
- 買い忘れを防ぐことができる
- 通常価格から5~10%オフ、特定条件で15%オフ
- プライム会員以外も配送料無料
- 配送スケジュールや頻度の設定が可能
- キャンセルも可能
個人的に助かるのは、デフォルトが『置き配』ということ(対象地域についてはリンクからご確認ください)。指定した場所に置かれて、かつ配送完了後は写真が届くから安心です。荷物の受取で家から動けないというストレスが一切ありません。
・待っていたけれど指定時間外に届いた
・待ちきれず一瞬家を空けたら不在票が入ってた
・夜まで待っていたら明日配達との連絡が…
というストレスが完全になくなりました!
配送の方も一回で届けられてwinwinですよね
「プライムは元を取れるのか」問題
ズバリ、取れます
便利さが分かってからは、楽天とAmazonを比較して購入することが増えました。Amazonプライム会員になれば配送料が無料になることは分かっていたものの、「会費分の元を取れないのでは?」と考えて躊躇していました。
結論から言うと、元は取れます。楽天一本だった頃、数千円以下のものはたいてい配送料がかかっていました。「自分がどこかへ買いに行く時間や労力を考えれば安い」と思って諦めていましたが、そうではありません。
プライム会員は500円/月と4,900円/年の2種類あり、私は毎年7月に年会費を払っています。2022年は忙しく、あまり買い物をしていません。それでも約半年で配送料やポイントあわせて10,380円分、会費の倍額以上、得をしています。
これだけですと、「楽天も一定金額買えば送料無料の場合が多いから、結局会費分、損をするのでは?」とお考えの方も多いと思います。そんな方、Try Before You Buyをご存知ですか?送料も返送料も無料で試着ができます。靴選びは難しいので本当に助かります!
足が幅広・甲高で、店頭でも購入に苦労していました。
ネットだと在庫が豊富だけど試着できないため、
一か八か買ってみたら微妙にサイズが合わない…ということが度々ありました。
長く履きたい良い靴を選ぶときは、本当に助かります!!
Prime Videoだけでも価値は十分
映画好きの私はNetflixも契約していますが、一番安いプランよりもプライム会費の方が安いこと、その会費で再生台数や画質において非常に良いことを実感しています。それぞれコンテンツが違うので比較できない部分もありますが、Prime Videoは優秀です。
また、Primeは見放題の動画とは別に、有料のチャンネルや動画も用意されています。私が特におススメなのは、最新映画が早々に購入できるところです。2022年作品ですと『トップガン マーヴェリック』『ブレット・トレイン』なども観られます。
コロナ流行後、家族の闘病や介護があり、映画館になかなか観に行けませんでした。VODのある時代に生まれて良かった、と心底思います。そしてAmazonさん、見放題がたくさん用意されたPrime Videoをありがとうございます!
我が家はテレビを置いてません。
ニュースはネットで、観たい連ドラやドキュメンタリー、アニメや映画は全部VODで。
ちなみにテレビ処分時発行される家電リサイクル券を使ってNHKに申告すると、徴収に来なくなります。
最新アルバムも聴けるMusic Prime
最近はiTunes Storeを使わなくなりました。Music Primeには様々な曲があって、おそらく一生かかっても聴き切れないです。また、Amazon Music Unlimitedに有料契約すると1億曲以上、広告なし、スキップ無制限で聴くことが可能です。
2022年12月、パートナーの好きな『アンドレア・ボチェッリ』で検索していたら、Music Primeに新しいアルバムがアップされていました。しかもクリスマスソング!素敵な歌声とともにクリスマスを過ごすことができました。
他にもサービス山盛り
Prime Readingには無料の本や雑誌が用意されてます。Kindle無料アプリも使えますので、ダウンロードして隙間時間に読むことも可能。月に雑誌を1冊以上買う方は、200万冊読み放題のKindle Unlimitedがおすすめです(通常980円/月)。
雑誌は髪を切りに行ったときくらいしか読まないけど、無料なら気軽に目を通せます。
書店で良いと思って買った実用本、家に帰ってじっくり読んだらあんまり…
というストレスもPrime Readingにしてからなくなりました!
Amazon PhotosはPrime会員だとフォトストレージの容量無制限です。googleフォトをお使いの方も多いと思いますが、無料サービスはいつ終了するか分かりません。格安サービスの1つとして覚えておくと良いと思います。
お子さんが増える予定のある方は、Amazonらくらくベビーでお得に買い物をしたりサンプルをもらうことができます。また、Amazon Kids+では480円/月(プライム会員価格)で知育からゲームまで数千コンテンツが用意され、利用時間制限も設定できます。
ワンコインで世界が広がる
プライムは同居家族2名を家族会員で追加できるので、1か月、ワンコインで3名がそれぞれ、映画を観たり、音楽を聴いたり、雑誌を読んだり、配送料無料で試着をしたり買い物をしたりできるわけです(※)。太っ腹すぎるAmazonプライム、これからもどんどん利用していきます!
※PrimeVideo、Music、Photoの家族利用はちょっとした裏技が必要です。
ご家族の利用端末にそれぞれアプリをダウンロード、初回、Prime契約者のアカウントでログインすると利用可能になります。
Amazonさん、ありがとう!これからもよろしくお願いします。