春のお団子お花見が楽しみな尻メガネです。今回は桜の前に楽しめる、茨城県の水戸の梅まつりを紹介したいと思います。写真は2016年撮影のものですが、また行きたいなぁ~という思いも込めまして。あの鳥があんなところに…水戸、面白い!
1日目 偕楽園の梅まつり
逆川緑地から偕楽園へ
旅の前には必ずGoogleMapで下調べ。水戸駅近くに逆川緑地という気になるスポットがあったので寄り道しました。川沿いに歩いていくと、道端に白鳥が…え?ケガしてる?…と思ったら爆睡してました。笠原不動尊や水戸神社をめぐり、いざ偕楽園へ!
途中のコンビニで買い食いしながら歩いていくと、偕楽園(かいらくえん)が見えてきました。金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園は『日本三名園』と呼ばれています。桜川緑地とあわせると全長2kmほどの広大な敷地です。
梅酒好きな私は、梅の実がいっぱいとれるのだろうな…と想像しながら歩いておりました。梅と言ってもたくさんの品種があり、園内にはそれぞれ丁寧な説明が書いてありました。好文亭から眺める日本庭園と千波湖は是非見ていただきたいです。
偕楽園からホテルへ移動の際、千波湖のほとりを歩いたところ、ここにも道端で寝るたくさんの白鳥が!飛来地で有名だそうですが、それにしても人間を全く恐れていない様子…それだけ水戸の皆さんが優しいのでしょうね。
水戸で食べるもつ鍋
事前調査で最も難航したのが、実は晩ごはん。水戸と聞いて思い浮かぶのは納豆でしたが、それ以外にもあるはずとネットで検索しました。常陸牛、あんこう等々あったのですが、「これ絶対食べたい!」というものが決められず、そのまま水戸入りしました。
水戸駅前のホテルにチェックイン、この日すでに10km以上歩いており、今から店を探し回るのは困難と判断しました。水戸とは関係ないもののレビューがとってもいいもつ鍋店を発見!早速、同じ駅前にある『博多もつ鍋一九 水戸店』へ行ってみました。
寒空を一日中歩き回った体に、野菜とプリップリのモツの甘み、ちょい辛スープが染みわたります。〆の中太麺が旨味をすべて吸っているのにしっかりしていて、感動しました。となりの席のおじさんが下ネタしか喋ってないのも笑いました。
下ネタ地獄を察して、店員さんが何度も様子を見に来て声がけしてくれたのも好感度アップ!今はメニューから消えてしまったようですが、当時は具だくさんでごはんふっくらの超絶旨いおにぎりがあり、お土産に持ち帰りたいレベルでした。
2日目 神社や美術館を巡る
出雲大社と樹木葬
昨夜モリモリ食べたとは思えない食欲を、ホテルの無料朝食にぶつける二人。今日もたくさん歩くので、スタミナ切れしやすいめきゃ子さんにはしっかり食べていただきます。おなかいっぱいご満悦のめきゃ子一行は、電車で水戸から福原へ移動しました。
福原駅で下車、線路を渡って少し歩くと、巨大なしめ縄が祭られた神社があります。こちら、常陸国出雲大社(ひたちのくにいずもたいしゃ)は日本最大級のしめ縄だけでなく、あらゆる縁(えにし)を結ぶお社として有名です。
境内の裏側にお散歩道のようなものを発見、歩いていくと、そこには『樹木葬』と呼ばれる広大な霊園が広がっていました。木々の下で土に還る樹木葬は当時まだ珍しく、私たちも初めて目にしました。分かりやすい動画もありますので載せておきます。
電車の時間が迫る中「あの~う〇こしたい」と言い出すめきゃ子。途中お寺でお手洗いを借りて、発車まであと5分、全速力で走れば間に合うかも!ということで、ゼェゼェ言いながらひたすら走るアラフィフでした。
笠間の稲荷神社と日動美術館
何とか電車に間に合って、稲田から笠間へ移動しました。笠間稲荷神社は日本三大稲荷神社のひとつです。行けば否応なしに分かりますが、お稲荷さんが多くてびっくり!特に仲見世はありとあらゆるお稲荷様が売られています(買えるのか!という驚きも)。
神社を後にしてむかったのは笠間日動美術館です。撮影禁止のため写真はありませんが、現在は公式HP内リンクのGoogleMapから館内をみられるようになってました!便利な世の中になりましたね~。隣には『山乃荘』という大きな廃屋もあって不思議な空間でした。
笠間から再び水戸へ移動、弘道館へ行ってみました。水戸の梅まつりは偕楽園と弘道館で開催されています。重要文化財の周りは梅林が広がっています。1泊2日、水戸の梅紀行、今回も寄り道多めでしたがとっても楽しかったです!
期間中は無料観光バスやライトアップ、花火など、様々な催しが用意されています。時間に余裕のある方は国営ひたち海浜公園もおすすめです。春のネモフィラで有名ですが、年間通して花や木々を楽しむことができます。