妻ちゃんが東急リバブルの会員のため、クラシック・コンサートをライブ配信で視聴できる機会をいただきました。リバブル・クラシックコンサートは、1987年から毎年開催されているそうで(すごい!)、今年は世界でも希有な男性ソプラノ歌手(ソプラニスタ)岡本知高さんがゲストだとか。
男性でありながら女性ソプラノの音域を持つ男性ソプラノ歌手「ソプラニスタ」。多くのソプラニスタやカウンターテノールがファルセット(男性裏声)を用いて技巧的に発声するのに対し、岡本の場合は、男性としての強い筋力と豊かな肺活量を、生まれながらのソプラノヴォイスを通して発揮できるという、世界的にも大変希有な「天性の男性ソプラノ歌手」である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「天性のソプラニスタ × 華やかなオーケストラ」開演
どんな声なんだろう…めちゃくちゃ期待高まります。ハイボールとスナックを並べて準備万端。
いきなりヘンデルの歌劇セルセ「オンブラ・マイ・フ 」がキターっ!それにしてもすごい声です。「男性の筋量・肺活量を使って女性のソプラノを出している摩訶不思議な世界」とご本人がおしゃっていましたが、まさに「奇跡の歌声」。開始早々めきゃ子の涙腺が崩壊します。
演奏の合間、「オーケストラへの質問」に演奏者が答えるというトークの時間もありました。
休憩を挟んで第2部、クライマックスは、大好きなプッチーニ歌劇トゥーランドット「誰も寝てはならぬ」。もう殺して…素晴らしい!素晴らしすぎる!涙がドバドバでます。
出演者 & 東急リバブル関係者の皆さま、ありがとう!
若い頃は苦労してお小遣いをためては見たオペラやバレエ。最近ではすっかりご無沙汰だったので、久々に心が震えました。まだ感性は枯れきってなかったようです。
初めて聴くソプラニスタ・岡本知高さんの声は衝撃的でしたし、東京フィルハーモニー交響楽団の皆さんの演奏も、カメラワークも、司会の田添菜穂子さんの心地よい進行も全てが素晴らしかったです。
コロナ渦で、パフォーマーの方々は大変辛い思いをされたことと思います。そんな中で変わらず素晴らしい演奏をしてくださって、ありがとうございます。次はぜひ生で聴きたいです。
そして東急リバブルのコンサートの企画ご担当者の皆さん。この状況下で、毎年開催をするには、相当の努力と工夫が必要だったと思います。でもライブ配信のおかげで、地方に住む私達も充分に恩恵を受けることが出来ました。選曲も内容も大満足です!本当にありがとうございました!