はじめまして、尻メガネです。ようこそアラフィ婦婦の館へ!
- 1970年代生まれ:妻と猫をこよなく愛するアラフィフ
- 家族:パートナー♀と猫♀
- 趣味:お散歩、妄想、食べること、動画鑑賞
- CA・DVサバイバー:児童虐待・元夫からの暴力経験あり
アラフォーになるまで
異常な親からの脱出を試み、DV夫に嫁ぐ20代
躁と鬱を繰り返す母、鬱の父との三人暮らしで、親からの暴言・暴力に耐えながら高校まで生き残りました。途中一人暮らしを始め、大学進学で親から脱出することに成功しました。
解放された私は、大学生活を謳歌しました。けれど大学4年になり、周囲が就活であわただしい中、自分は将来に希望を見つけることができませんでした。
就職できなかったら親元に引き戻されるという恐怖があり、当時付き合い始めた社会人男性からプロポーズされ、この機会を逃してはいけないと思い承諾しました。結婚後、DV夫に豹変した彼から逃げるたびに連れ戻され、最終的には心肺停止となりました。
長期療養、何もない自分に気づく30代
当時DV防止法もまだなく、逃げ場のなかった私は心肺停止後、自発呼吸以外の機能が止まってしまいましたが、長期療養という形で脱出に成功しました。
少し歩けるようになった30代、離婚が成立したものの、結局親元に引き戻されました。働いて早く家を出たいけれど職歴がない…改めて何もない自分に気づきました。
自分にできることは地道にアルバイトを探すことからと考え、何でもやる覚悟で仕事を始めました。様々な経験をするうちに、こんな経歴でも雇い入れてくれる奇特な会社もあり、「普通の会社員」のような生活ができるようになりました。
リア充っぽいのに虚無な日常を送る40代独女
それなりに稼ぎ、三連休があれば旅をし、職場と親には欠かさずお土産を買い、絶対に無理だと思っていた不動産も購入しました。リア充っぽいのに何故か虚無感しかない日常でした。
旅に行っても何だか楽しめない、家を買ったけど誰も呼びたくない、何のために働いているのかわからない、何のために生きているかわからないという日々が続きました。
順調だった仕事で昇進する話が持ち上がった際、信頼していた先輩からまさかの裏切り行為があり、何もかもに疲れ果てて退職しました。そして無職になったタイミングで、疎遠だった同級生たちと再会する機会に恵まれました。
パートナーとの出会い
働いている頃は残業ばかりで、誘われてもなかなか行けなかった同級生の飲み会で、現在のパートナー(めきゃ子)と再会、面白くて素敵な彼女に魅了されて同棲がスタートしました。
もう二度と誰かと一緒には生活できない、自分一人で生きることが一番楽だと思っていましたが、誰かと生きることがこんなにも安心できるとは知りませんでした。
かつては私にとって脅威だった、けれど今は衰えた親にめきゃ子を紹介し、今は電話すると必ず「めきゃ子ちゃんは変わりないの?」「めきゃ子ちゃんによろしくね」と言ってくれるようになりました。許せないことは多いですが、パートナーを認めてくれたことは嬉しいです。
パートナーの闘病・親の介護・就職の失敗
一緒に暮らし始めて数年が経ったころ、丈夫だっためきゃ子が体調を崩し、そして乳がんが見つかりました。コロナが流行し始めた直後、日本は様々な物資不足の状態でした。
一番免疫力が下がったタイミングで謎の伝染病蔓延、防ぐ方法もわからない状態で私はパニックに陥っていました。ネットで不足する物資を手に入れられるのは本当に有難かったです。
翌年、父が脳梗塞で倒れ、元々認知症気味だった母と共に介護が必要になりました。コロナの蔓延で実家から離れている兄弟たちの応援はなく、入退院の手続き、介護認定の手続き、家のことなどで忙殺される日々が続きました。
いまなぜブログを書いているのか
実質介護休暇も取得できず、同性パートナーも認めていない会社だったため退職、その後再就職しましたが、またしてもブラック確定フラグがたち、半年後退職しました。
一方めきゃ子はネットを通じて仕事をはじめました。外に出て誰かに直接会うことも大事ですが、ネット上で仕事をすると様々なメリットがあることに気づきました。
むしろデメリットがないと言えます。通勤に費やしていた時間はほかのことに使えますし、住む場所が変わっても、ネット環境さえあれば続けることが可能です。では私も…とは簡単にはいかず、まずはしばらく人生について考えることにしました。
アラフィフが今更「人生について」考えるの遅すぎだよ!と仰る方もいるでしょう。でもきっと、遅すぎるからと言い訳して考えないことが一番怖いことです。人生は一度きりですから。
私がブログを始める理由は主に2つです:
- 誰かの人生が私の参考になるように、私の人生も誰かの参考になるのかも…
web上で人生の情報交換をしたいです - 読んだら1日ほっこりするような情報を発信したいです
…とまじめな感じで自己紹介いたしましたが、まずはお気軽に読んでいただければと思います。皆様との出会いを待ちしております。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
尻メガネ 2022年12月